DELLのカスタマイズ攻略-CPU-

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CPUとは

CPUとは、日本語で中央処理装置(ちゅうおうしょりそうち)や中央演算処理装置(ちゅうおうえんざんしょりそうち)などと訳される、パソコンのプログラムによって様々な数値計算や情報処理、機器制御などを行う中心的な処理装置です。こうして書くと何か難しく感じてしまいますが、ここではDELLを購入する際に参考になるよう簡単に解説します。

DELLで選べるCPUはIntelとAMD

DELLで選べるCPUはIntelとAMDの2種類です。世界のCPUのシェアもこの2社で占められています。

DELLで購入する場合はパソコンによってIntelかAMDに決まってるのでこの2つのどちらがいいかなどと迷う事はないとは思いますが、例えば「Inspiron(インスパイロン)570はAMD搭載、Inspiron580はintel搭載。どう違うんだろう?」などの疑問は出てくると思います。

しかし様々な周辺機器との相性やバランスも重要になってきますし、使用するソフトによっても差が出ますのでこの2社でどっちがいいかなどとは言えません。シェアだけで言えばインテルが圧倒的に優位ではありますが、価格面などではAMDに軍配が上がります。

得意な分野が2社とも違うので比べるのが難しいですが、トータルで見ると実力は拮抗しているため、その差は大きくありません。

ノートパソコンにおいてはインテル製が省電力製や発熱の面で優れていて、支持を得ているという側面はあります。AMD搭載のパソコンの方がintelの同じようなスペックより安く買えますが決して性能面で劣る事や壊れやすいという事はなく、インテル製と何ら変わりなく使用できます。

CPUをの性能を測る単位

DELLのCPUをカスタマイズするページに行くと、AMDですとAthlonデュアルコアですとかAMD PhenomII クアッド・コア、インテルだとcore i3 とかcorei5 とか選べるようになってます。Intel、AMDのホームページでは詳細スペックがあったりするのですが、いろいろな数値があって初心者の方はどれを選ぶと、どういいのかは分かりにくいかとは思います。ここではCPUの性能をしめす数値について解説します。

クロック数(動作周波数)....CPUの速度を測る上で最も重要な数値。単位は~Hz(メガヘルツ)~GHz(ギガヘルツ)で数値が高いほど処理速度が速いのですが、最近では下記のコア数や2次キャッシュ容量なども関係してくるので、この数値だけでは性能を測りにくくなってます。

コア数....DELLのホームページでも「クワッドコアモデル」「デュアルコア搭載」などという表記を見たことがあると思いますが、これがCPUのコア数です。簡単に言ってしまえばデュアルコアCPUとは、1個のCPUの中に2個のCPU(コア)が入っている、という事でクワッドコアは4個入ってるという事です。これは時代と共にクロック数が上がってきて発熱が問題になってきたため「1クロック当たりに実行出来る処理の量を増やす方法」に視点を変え、発熱の回避を図ったのです。同じHz(ヘルツ)のCPUの場合CPUが複数使われている方が消費電力は低くなるのです。

L2(2次)キャッシュ・L3(3次)キャッシュ....CPU内部に設けられた高速な記憶装置で、ここに使用頻度の高いデータを蓄積しておくことで低速なメインメモリへのアクセスを減らすことができ、処理を高速化することができるものです。intelやAMDのホームページで見るとL2キャッシュ256MB×4やL2キャッシュ8MB(共有)とあるように各CPUに割り当てる場合と共有の場合があります。

目的別CPUの選び方

CPUを比較する物差しになる用語の解説をしましたが、初心者の方は細かい数値まで気にする必要はないと思います。intel、AMDのCPUの種類だけ把握して何が何よりいい(早い)位に把握しておけば十分です。

 

インターネットやメールが主な目的の場合のCPU

パソコンで最も多い使われ方はWebページの閲覧やEメールなどでしょう。これらについてはそれほど負荷が大きくないため、基本的にはどのようなCPUでも問題ありません。これらの用途では、IntelのCeleron(セレロン)やAtom(アトム)という最廉価のCPUを採用したパソコンで問題ないと思います。ただし、YouTubeやニコニコ動画などのWeb動画に使われるFlash(フラッシュ)動画を複数再生させると処理能力が追いつかない場合があるので、注意が必要です。

DELLの個人向け機種ではInspironMini(インスパイロンミニ)にAtomがInspiron1545(インスパイロン1545)にceleronが採用されています。InspironMiniは持ち運びができる、ポケットPC、Inspiron1545はエントリーノートで2万円台、4万円台と買い求めやすい値段になってます。

 

写真編集、加工が主な目的の場合のCPU

写真の画像加工はパソコンの性能を必要とする作業で、CPUにも高い性能が求められます。性能の目安としてはクロック数の高さはもちろんですが、画像処理の負荷に耐えるデュアルコアCPUを採用したパソコンを選びましょう。Intelの Core3やCore5 、AMD社のAthlonなどのデュアルコアCPUならば、写真加工でも快適に作業ができます。

 

動画編集が主な目的の場合のCPU

動画編集はパソコンの性能を最も必要とする作業です。動画のデータが非常に大きいためです。CPUが大きなデータを処理するためには、メモリへのアクセス速度が重要になります。Intel社の Corei7、もしくはAMD社のPhenomなどを搭載したクアッドコアCPUを採用したパソコン選ぶと、より快適に作業ができます。

 

*上記はCPUを比べる目安として参考にしてください。

「Core i3だと動画編集はできないの?」とかそういうことではないです。現に管理人のパソコンはintel core i3ですが、動画編集も何の問題もなく行われていますし、以前はCeleronでノートでしたがフォトショップなどの比較的重いソフトも使ってました。

しかしCelelonからcore i3のパソコンに変えた時はかなり快適だったという事はありますが。パソコンの処理能力を比較するとき体感速度などという言葉を使いますが、それはやはり買い替え時の人それぞれPC環境の変化の仕方の違いや、個々の求める使い方でもだいぶ違ってくるのではないかと思います。

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